【S16スペシャルレート】地鳴らす獣と宙を舞う麗人【最高1834最終1825】
タイトルは10秒ぐらいで考えました。正直なところタイトル詐欺です。
見てくださってありがとうございます、ころんと申します。
S16のスペレでそれなりに満足のいく結果を残すことができたので、初めて構築記事を書くことにしました。
最高レート達成時のptを記事にしていこうと思います。
以下常態
【構築経緯】
しばらく環境を見ていたところ、トップメタの闘メガ枠やジャラランガ等に強く出ることができ、対面操作も可能な守る飛Zフェローチェを発案。受け先として物理や妖・超に強く出られるボスゴドラ、半分実を所持することでクッション性能を高めたアシレーヌを採用。ここまでで一貫する地(?)・霊を透かし自身もスイーパーになれるスカーフムクホーク、電気の一貫を切りつつサイクルを回し、起点を作ったり雨パのメタもできる岩封持ち食べ残しブルル、全抜きエースの無ZポリゴンZを採用し、潜り始めた。
1700帯あたりで当時の環境に蔓延するジバコイルに無限に受けを破壊されたため、電気を無効にしつつブルルの役割をある程度担えるポケモンを探していたところ、メガ石によって耐久の底上げが可能なラグラージを発見し、ptが完成した。
【個体紹介】
陽気フェローチェ＠ヒコウZ ビーストブースト
147(4)-189(252)-57-×-57-223(252)
跳び膝蹴り／蜻蛉返り／飛び跳ねる／守る
通常レートで一瞬考えて誰にも役割が持てなかった嫁枠兼おもちゃ型フェローチェ。
チャーレム・ミミロップの猫＋先制技で縛られないために守るを採用した。最速の意図はフーディンとミラー対策。
有利対面だと思い込んでいるヘラクロスに✝ヒコウZ✝をぶち込む瞬間が一番気持ちよかった。
トップメタのカイロスに弱い上構成もピーキー過ぎるため、リターンマッチの多い環境中期以降は見せポケと化していた。選出してもよく膝を外して負けた。
選出率6位
陽気ムクホーク＠拘りスカーフ 捨て身
161(4)-172(252)-90-×-80-167(252)
NN:HOMERUNSONG♪
上から反動技を打つだけで相手に負荷を強いていく超火力の鳥。最速はミラー意識だが、終期には同族を殆ど見なかったので意地採用でもよかったかもしれない。削れた雨下メガラグを上から持っていけるのは偉かった。
選出率同率4位
控えめアシレーヌ＠バンジのみ 激流
187(252)-81-119(204)-165(152)-137(4)-83(20)
泡沫のアリア／ムーンフォース／アンコール／アクアジェット
NN:Primula
調整ライン
C:11n
S:同族意識の抜き抜き抜き調整
D:余り
B個体値30の妥協個体。育て終えてから不備に気付いたものの、被ダメージが殆ど変わらないためそのまま採用した。書きながら余った4をAに回しても良かったのでは？と思っている。ついでに当時の自分は恩返しの存在を忘れている。
半分実持ちのアシレーヌは環境に殆どいなかったので、スリップダメージを入れて積みの起点にしようとする相手をアンコして止められた展開もままあった。ヘラのタネガンにも縛られないので、トリル三日舞展開も1体で阻止することができた。
激流と半分実の相性が絶望的だったことが心残りだが、最後まで耐久は削れなかった。絶妙に火力も足りなかったため、配分は再考の余地がありそう。
選出率同率4位
177(252)-177(4)-250-×-132(252)-70
ヘビーボンバー／岩石封じ／地震／毒々
ヘビーボンバー／岩石封じ／地震／毒々
メガ前実数値 177-144-200-×-112-70 特性頑丈
NN:God◇Guard
物理耐久最強の一角。この環境での最強の鋼枠はボスゴドラだと最後まで信じて疑わなかった。
物理耐久は十分確保されているため受け回し意識のD極振り。クレセ対面でよく時間稼ぎをしてくれた。B-1メガヘラクロスをヘビボで落としきれないのでそれぐらいはAに振っても良かったように感じている。
当初は地震の枠がメタバだったが、あまりにも打てる相手がいなかったのと、pt単位でジバコが重すぎたので変更。ミラーや呪いを持たないハガネールにもある程度強く出れたのでこの変更は正解だったと思っている。
後投げされる物理受けに毒を入れて気持ちよくなることも多かったが、外して発狂する場面も同じく多かった。熱湯でもよく焼けた。
選出率2位
NN:Rollimg△
本構築のMVP。使い分けのできるノーマルZで、中速帯以下のptには悪巧みからの打ち分け、高速エースのいるptにはZテクスチャー後一貫の取りやすいシャドーボールを連打した。後投げされるクレセリアも、H振りまでなら1↑一致シャドボで超高乱数で持っていける。騒ぐはゴーリ・ビビヨンの害悪展開と、あくびループ阻害の意味も込め採用。
最速採用がかなり偉く、準速チャーレムの上からテクスチャーを打って膝を透かした場面も何度かあった。結局害悪展開はそれほど多くなかったが、最速ビビヨンより1速いのも評価点。
影打ちで縛ろうとするニダンギルを一度引くことで誤魔化せるのも使い勝手がよかった。
選出率1位
腕白メガラグラージ＠ラグラージナイト すいすい
207(252)-171(4)-165(156)-×-136(44)-97(52)
欠伸／岩石封じ／地震／ステルスロック
メガ前実数値 207-131-143-×-116-87 特性湿り気
NN:☼Maimoto☼
調整ライン
HB:特化メガチャーレムの猫膝で8.6%の超低乱数落ち
S:無振75族(ブルル等)抜き抜き
D→A:余り
何が何でも起点を作成するための耐久を求めた結果メガ枠になったラグラージ。浮いてる挑発持ちに起点にされないために吠えるではなく岩封を採用した。
メガシンカすることで開幕アリアZを打ってくるアシレーヌに対しても2回行動することが可能で、後続のポリゴンZの起点を作ることができた。相手の育て方次第では草技も1発耐え、強引に起点作成することができていた。
ボスゴドラと同時選出した際の非メガ運用もそこそこ活きた。草技以外でワンキルされることが殆どなく、環境を通してトリックを打たれたのが1回だけだったのでリンドのみを持たせても良かったかもしれない。
選出率3位
【基本選出】
・格闘メガ枠がいる場合
・いない場合または再戦
基本的にはポリゴンＺをどのように通していくか考えてプレイングしていた。
【重いポケモン・展開】
抗えるのがメガボスゴドラしかいない。めざパ圏内に押し込まれるだけでeasy winを決められるので慎重に立ち回る必要があった。
ワンパンできるのはポリゴンZのZ騒ぐのみ。挑発毒羽でボスゴドラもラグラージも機能停止するので、アシレーヌを苦し紛れに後投げしてアンコで縛ろうとしていた。
フェローチェが取り巻きの物理受けで簡単に止まるうえ、Zテクスチャー後のポリゴンZからも有効な打点がない。ムクホークの扱いで誤魔化すかアシレーヌを削られない立ち回りが必須。
物理耐久が高すぎる。ムクホーク以外が対面すると剣舞全抜きルートをキメられる。バトンを警戒しているとラグラージも出しづらい。
こいつのためだけに氷技の採用を検討した。アシレーヌより速いので後投げしても蜻蛉で逃げられてしまう。
範囲の広さとトリルで積み展開ができない。器用が過ぎる。
・壁展開
粘土Aキュウコンの壁から積んでくる構築などが単純にきつかった。特にZエレキフィールドジュモクはあくびも通用しないので誰にも止められない。
・ペリラグ展開
きついものはきつい。アシレーヌがラグの雨滝＋地震は確定で耐えてくれるが、返しの激流圏外雨アリアで落ちないので相手の立ち回り依存で動く必要があった。
・ヤミラミ入りの受けル
鬼火マジミラで起点作成ができない。特にラッキー入りに対してはポリゴンZのZを切るタイミングがとてもシビアだった。
以下敬体
【結果】
最高1834最終1825で46位でした。人数比でいくと通常レートの2000ぐらいらしいです(適当)。
最高最終の間に90戦も差があるのですが、最高レートに届いた後溶かしに溶かし、一度は1600台まで転落していました。フェローチェの枠をブルルに差し替えたり、蝶舞フェローチェにしたりとなんとか試行錯誤してここまで戻すことができました。
【まとめ】
今回は上位禁止レートということで、フェローチェの天敵であるゲンミミガルドや妖のポケモンが環境から軒並み消えて、新しい型のフェローチェを使うことができ、本当に楽しんでバトルすることができました。冷ビを切ったフェローチェなど普段なら考えることもできません(過言)。考察しがいのある良い環境でした。
1日に4度同じ方とマッチングすることもあるような時期もありました。しかし、最終日にはまた賑わいを取り戻し、深夜帯でもバトルが成立していて、このルールを楽しんでいる方が多かったであろうことが何より嬉しかったです。
自分はたいみつになったことで撤退しましたが、このptにはまだまだ可能性があると感じています。またこの環境で対戦できる機会があることを願うばかりです。
S16のスペシャルレートで対戦してくださった皆様、ありがとうございました。またどこかでマッチングしたときはよろしくお願いします。
問題等あれば＠collon_pokeまでご連絡ください。
